持ち運びが可能なWiFiルーターをモバイル WiFi ルーターと言っています。
モバイルWiFiルーターは、画像のような小型のもので、バッテリーが内蔵され、携帯電話のように無線回線を経由してパソコン、スマホ、iPadなどをインターネットにつなぐ機器です。
携帯電話にもテザリングという、パソコンなどをインターネットにつなぐ機能がありますが、テザリングしている携帯電話の機能だけを持つのがモバイルWiFiルーターと言えます。
モバイル WiFiとWiMAXの違い
モバイルWiFiは広義には、無線回線を利用してインターネットに接続する持ち運びが可能なルーターをすべて含みます。
この中には、ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルといったキャリア4社の携帯電話の電波を使用するものと、auが持つWiMAX機器専用の電波を使用するものの2種類があります。
狭義では、ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルといったキャリア4社の携帯電話の電波を使用するものをモバイルWiFi、auが持つWiMAX機器専用の電波を使用するものをWiMAXと言っています。
モバイルWiFiの機器とWiMAXの機器には互換性はありません。
ただし、WiMAXのルーターはauの携帯電話回線にも接続できる機能があります。
なので違いは、携帯電話の電波を使用するか、WiMAX専用の電波を使用するかの違いで、機能的には同じものです。
エリアの違い
携帯電話4社のエリアは日本全国をカバーしています。電波は5Gと4Gが使用されています。5Gという名前はよく聞きますね。
5G電波は、理論上は20Gbpsと、4G電波の20倍の速さと言われますが、実際にはそれほど速くありません。基地局数が少ないせいもあるでしょう。
次の画像は最近、auの5G電波をiPhone SE第3世代で受信したときのスピードテストです。数回試して一番早いときの速度で47.2Mbpsでした。
auのWiMAX電波も全国をカバーしていますが、山間部などではドコモの電波は受信できてもWiMAXは圏外ということが割とあります。
街中で使う分には支障なく使えます。
以前WiMAXルーターで速度測定を行ったときは50Mbps前後出ていたので、モバイルWiFiと同等と言えると思います。
一応、WiMAXの圏外でも、auの4Gや5Gが使えるところでは、これらの電波に接続する機能があるので、キャリア回線並みに全国をカバーしている言えるでしょう。
WiMAXのプロバイダーは次がおすすめです。
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